海外のフライトの探し方と注意点について

はじめに

こんにちは!samです!今回は海外旅行に行く際の、フライトの探し方と注意点についてまとめました!

航空会社や時期、深夜便など、沢山の種類があって、最初はどのフライトを選べば良いのか、よくわからないですよね(少なくとも私は戸惑いました)。

海外旅行の経験が少ない方でも、安心して旅ができるように、との思いから、かなり細かくてボリュームのある記事になっています。フライトへの不安な点が多く、時間がある方はぜひお読みください(*^^*)

それでは、gogo!

1.予備知識

① 航空券の価格の変動

まず、航空券の価格は、時期や曜日、時間帯によって変動します
例えば、GWや週末はフライトが高くなりますが、寒い時期など閑散期の平日であれば安い、など。また、フルサービス航空会社(JALやANAなど)とLCC、によってもサービスや価格に大きく差が出てきます。

予算に余裕がある方は、三連休などに、価格を抑えたい方は平日の深夜便などを視野に入れて探していくことになるかと思います。

② キャンセル料や変更手数料について

キャンセル手数料や変更手数料は、航空会社や予約サイト、プラン、目的地によって大きく変わってきます。
LCCの一番安いプランでは、キャンセル不可な航空券も多く見かけますが、一つ上のプランや、パッケージを追加すると、手数料を払えばキャンセル可能になるもの、時期が近づくにつれてキャンセル料が上がっていくものなどがあります。
絶対に予定が変わらない確信がある場合や、キャンセル可能の高めの航空券を選ぶ余裕がない場合は、一番下のものを選ぶのもよいでしょう(私はこれまで貧乏旅が多かったのでキャンセル不可のチケットがほとんどでした)

フルサービス航空会社は、手数料を払えばキャンセルできるところが多いイメージですが、中にはキャンセル不可な会社もあります。

また、サイトで直接予約した場合はキャンセルできるけれど、ほかの予約サイトを経由した場合はキャンセルできない・手数料が高い、なんてこともなくはありません。

焦って買う前に一度「キャンセル手数料」と「変更手数料」やその他規定などをしっかりと確認してから予約するようにしましょう。

③ 日にちや時間をしっかりと確かめる。

時差がある場合や、日にちをまたぐ場合、時間感覚が分からなくなりがちです。現地の出発時間だけではなく、日本への到着時間などもしっかりと確認した上で予約をしましょう。

時差を計算するサイト

また、空港でのチェックインや出国審査などを考えると、2時間〜3時間前くらいに空港に着くように予定を組み立てると安心です。私の場合は、電車などの遅延も考慮して、2時間半前に着くように自宅を出発することが多いです。

仕事やイベントのあとに空港に向かう際は、終了時刻から 「移動時間+2~3時間」以上後のフライトをとるようにすると安心です。

2.航空券の探し方

航空券を探す方法は、主に2つあり、

① 比較サイトを利用する

② 直接、航空会社のサイトで予約をする

の2つがあります。

比較サイトを利用すると一気に沢山の航空会社やプランを比較できるので、この日程の昼間の便は大体このくらい、や、LCCの乗り継ぎ便を使えばこのくらいまで価格を抑えられる、などの予算感を知ることができます。
ただ、比較サイトの中には危険なサイトが紛れ込んでいる場合もあるので、予約するサイトは慎重に選ばなければいけません。

お勧めのサイトは

Expedia.com
Trip.com
Surprice
Google Flights(比較サイト、注意点あり Googleの検索画面でも使えます)
skyscanner (比較サイト、注意点あり)

になります。

 詐欺サイトの存在について

上記の5サイトのうち、上の3つは、サイト内で予約が完結するのに対して、下の2つはそういった予約サイトを比較する、「比較サイトを比較する」サイトになります。(うまく説明できずすみません)

例えば、skyscannerで検索をすると、以下のようなサイトが出てきます。このうち、kiwi.〇om、mytr〇p.com、Got〇gate、airp〇zなどは多くのトラブルが報告されていて、Bud〇etAirやeDrea〇sも決済ができなかった、追加で請求されたなどの口コミがいくつも見られました。

そのため、上記の中ではおそらく安全だと思われているのは、trip.comとexpediaのみとなります。この二つも、対応が遅かった、等の口コミも見ることもあるので、あまり期待しすぎずに利用するのがベターだと思います。手間はかかりますが、航空会社の公式サイトで購入するのが一番トラブルはすくないのかな、と思います。(日本語 非対応なところもあるので一概には言えないですが・・)

私はよく、

① skyscannerやGoogle Flightsで目的地や日程の絞り込みを行う
② Expediaや航空会社の公式サイトで予約

という使い方をしています。

また、公式サイトのみでキャンペーンを行っている場合もあるので、あらかじめセールの時期を調べたり、メルマガに登録したりして予約する時期を調整するのもお勧めです。

3.航空券の比較方法

① フルサービス航空会社とLCCの違い

  LCC フルサービス航空会社
航空会社

Peach Aviation
AirAsia
Jetstar など

ANA
JAL
Singapore Airlines など

料金 安い 高い
運賃に含まれるもの 基本的に航空券のみ 機内食、飲み物、エンターテイメントなど
機内食 別途有料 無料
座席のスペース 狭い 広い
手荷物の制限 小型の荷物のみ無料 大型の荷物も無料
チェックイン オンラインチェックインが主流 空港でのカウンターチェックインが主流
機材 比較的新しい機材が使われることが多い 年数の経った機材が使われることがある
ネット接続 一部のLCCでは有料で提供されている 大抵のフルサービス航空会社で無料で提供されている
フルサービス航空会社とLCCの違いは上記の表の通りになります。

価格重視な場合は、LCCを選ぶ方が多いでしょうし、 予算に余裕がある方や、こだわりがある方はフルサービス航空会社を利用されるでしょう。

LCCはパッと見ると安いのですが、スーツケースを預けるために受託荷物を追加したり、機内食や座席指定をしたりすると意外と高くつきます。

LCCを選んであれこれ追加するくらいなら、東南アジアなどの、フルサービス航空会社のほうがコスパ良いんじゃないか、と思うこともしばしば・・。(ただ、フルサービス航空会社でも評判がちょっと・・というところや、事故が起きている会社もあるので、気になる方はきちんと調べてから選んでくださいね。)

LCCを利用する際に、追加したほうがいいもの・いらないもの

LCCを利用する際に追加したほうがいいもの、いらないもの。

荷物が多い人は、受託荷物(チェックインの時に預ける荷物)の追加をすることをお勧めしますが、普段から荷物は少ないよ、という方は機内持ち込みの枠で乗り切ったり、機内持ち込みの重量を追加したりする方法もよいかもしれません。7㎏までのところを5㎏追加して12㎏にする、など。 2泊3日程度であればこのくらいで済む方も多いのでは?

また、食事に関しては外から持ち込めるので追加しなくても問題ありません(液体物は空港内での購入になります)

座席の指定やブランケットなどの追加も必要だと思う場合のみすれば大丈夫です。ただ、繁忙期かつ早く飛行機から降りたい場合は、前のほうの座席を指定したおいたほうがスムーズに出ることができます(荷物を預けていたらあんまり意味がないですが)

② 深夜便と昼間便の違い

次に、深夜便と昼間便の違いについてです。

 
  深夜便 昼間便
出発時間 深夜または早朝の出発時間 昼間の出発時間
到着時間 早朝または朝の到着時間 夜間または夕方の到着時間
座席料金 通常の料金よりも安い 通常の料金である場合が多い
混雑度 一般的に混雑していない 比較的混雑することが多い
チェックイン・手荷物 深夜便の場合、空港の混雑を避けることができる 昼間便の場合、チェックイン待ちや手荷物の取り出しに時間がかかることがある
搭乗前の時間 事前に寝ることができるため、疲れを回復することができる 事前に準備する時間があるため、急ぎの用事を済ませることができる
メリット 価格が安く、深夜に移動する分昼間の時間を有効活用できる(少ない日数でも十分に観光できる可能性がある)

就寝時間と被らないので、次の日の体調やスケジュールに影響を与えにくい

体力的に楽

デメリット

体力的にきつい

治安やチェックインの時間まで荷物をどうするか、シャワーはどうするか、などの課題が増える

空港が混雑する可能性がある、

一日移動で終わる可能性もあるので、飛行時間がもったいなく感じる場合もある。

上記の表からわかるように、 旅費を抑えたい方や、限られた日程で最大限に観光したい・時間を有効活用したい、という方には深夜便をお勧めします。
ただ、結構体にきます。寝られたとしても多少なりとも体のどこかが痛くなるので。
長めの深夜便を利用される方には、ノイズキャンセリングイヤホン・ヘッドホンと、ネックピローを持っていくことを強くお勧めします。

③ 直行便と乗り継ぎ便の違い

予算に余裕がある方は基本的に直行便を選ばれるのかな、と思いますが、
価格を抑えたい方や、目的地が遠方で、乗り継ぎしなければたどりつけないケースもあると思います。また、乗り継ぎ便は意外と面白い使い方ができるのでそちらも併せてお伝えします。(学生時代の私は、価格を抑えるために何度も経由便を使用しました)

直行便は、手間が少なく、体力的にも楽です。乗り継ぎ便に比べたら高めですが、予算に余裕がある方は基本的に直行便を選ばれるのかな?と思います。

乗り継ぎ便の場合、一度降りて乗り換えたり、待ち時間があったりと手間が増え、体力的・時間的には負担が増えます。

しかし、価格が直行便に比べて安いこと、長時間のフライトがきつい場合に一度降りて途中で休憩がができること、
乗り継ぎの時間に観光できる可能性がある、というメリットもあります。

乗り継ぎの時間が数時間の場合は観光は厳しいですが、中心部までの距離と乗り継ぎ時間によっては、観光することも可能です。

乗り継ぎ時間が20時間など長時間のものを「あえて」選び、観光するなんて使い方もできます。体力的にはきついですが、一度の旅行でいくつかの国を回りたい人には面白い選択肢だと思います。

↓乗り継ぎ便で気を付けることのまとめです、クリックしてください。

乗り継ぎ便で気を付けること

乗り継ぎ便を選ぶ際に、気を付けること

 航空会社が同じ会社なのか、別の会社なのか確認する
 まず、乗り継ぎ前と後の航空会社が同じ会社なのか別の会社なのかを確認します。別の会社だと、やることが格段に増え、必要な時間もかなり増えます。

② 乗り継ぎ時間を確認する
 次に、乗り継ぎ時間を確認します。同じ航空会社の場合は、
2時間以上(最低でも1時間)、違う会社の場合は3時間以上の時間があるものをおすすめします。(広い空港で、かつ海外が不慣れなら4時間くらいでもちょうどよいかも。

→ 同じ会社の場合は、最初に荷物を預けてから、後の便の目的地まで荷物を持って行ってくれますし、チケットも最初に2枚受け取ることになるかと思います。
 乗り遅れた場合の補償をしてくれる会社がほとんどだと思いますが(規定を確認してくださいね)、とはいえ前の便が遅れた場合、必ずしも後の便に乗れるとは限りません。そのため、万が一前の便が多少遅れても慌てずに済むように2時間以上の乗り換え時間があると安心です。

→ 違う会社の場合は、一度出国審査をして荷物を受け取り、そのあとチェックインと入国審査をする必要があります。そのため、同じ会社の場合とは比べてかなり手間と時間がかかります。乗り遅れた場合は、保証をしてくれない可能性も大です。そのため、乗り継ぎの空港の規模や乗り継ぎ時間の目安を確認してから、チケットを予約したほうが、後で不安になったり慌てたりせずに済むかと思います。

③ ターミナルを確認する
 違う会社の便を乗り継ぎする場合、到着ターミナルと出発ターミナルが同じかどうかも調べておくのも重要です。特に大きな空港の違うターミナルになると、結構な大移動になるので、時間配分を失敗すると全力で走って移動、なんてことになりかねません。(私の友人で実際に走ってなんとか間に合った、という人がいました。) ただ、これはチケットを取った後に確認、でも大丈夫かな、と思います、よほどタイトなスケジュールでない限りは。

④ ビザ(査証)の有無を確かめる
ここからは、予約時ではなく予約した後の話です。同じ航空会社で乗り継ぎ時間が長い場合や、別の会社で予約した場合は、一度トランジットの国に入国することがあります。その場合、ビザが必要なのか、コロナ関連の申請などは必要なのか、などをチェックしておく必要があります。

 再出国の際に気を付ける
 ④ と同じく、一度入国して、再度出国する場合は、チェックインの後に、保安検査場で荷物検査を受けることになります。この際、ペットボトルの水や、化粧水など、一定以上の大きさの液体物は没収されます。つまり、最初の空港で、気合を入れて買った化粧品が経由地の検査で没収される、なんて悲劇が起きる可能性があるんです・・。違う航空会社で、荷物を預けなおす際は、その中にいれましょう。同じ航空会社で荷物を再度預けられる場合でなければ・・・買わないでおきましょう。香水とかも微妙ですよね。

実際に高級な化粧水を3本くらい買ったのに全部没収されて泣きそうになったという話を聞いたことがあります。先に知っておけば、防げることですので、皆さんが悲しい想いをしないですみますように。

 

まとめ

① キャンセルや変更が可能か、手数料はどの程度か確認する

② 時差や日にちをまたぐ際は、特にフライトの日にちと時間をしっかりと確かめる

③ 移動時間や手続きの時間も考慮したうえで、飛行機の出発時間をチェックする(仕事やイベントなどの後に空港に向かう際の話)

④ 比較サイトをうまく使って効率よく航空券のあたりを付ける。

④ 比較サイトを利用する際は、詐欺サイトを使わないように気を付ける

⑤ フルサービス航空会社やLCC、深夜便と昼間便など、それぞれの特徴を知ったうえで自分に合ったものを探す

⑥ 乗り継ぎ便は、とにかく時間に余裕のあるフライトを予約する。別の航空会社の便を乗り継ぐときは、気を付けることがたくさんある。

 

ここまで読んでくださった皆様、どうもありがとうございました!本当に長ったらしくて、読みにくかったですよね、申し訳ないです。
それでも、少しでも不安や疑問点を解消できているとが良いのですが・・。
あなたの旅が安全で、楽しいものになりますうように。
もし何か不安な点があれば、プロフィールのところに乗っているTwitterに、DMをください!

それでは!